読み手の心をつかむコツ


書き手として成長していることを読者に見せるには、どうすればよいのでしょうか。書き手の成長はなかなか伝わりにくいものです。そんな時に役立つ考え方を紹介します。
「自分の書いた作品を多くの人に読んでもらいたい」と思っていますか? 書き手として成長していくには、多くの人に作品を読んでもらう必要があります。
そこで、「より多くの人に読んでもらえるようにするにはどうすればいいのか?」と考えていくのですが、その答えを私はこう考えています。

あなたの書いた作品が読まれるのはなぜですか? それはあなたが書いたからです。あなたにファンがいるからです。そして作品を発表しているからです。
だが発表する前はあなた以外にあなたの作品を読む人はいないはずです。そしてあなた以外にあなたの作品を評価する人もいないはずです。では誰があなたの作品を評価しているのでしょう? それはもちろんあなた自身です。評価してくれているのはあなただけです。つまりあなたの書いている作品は、あなた以外の誰にも評価されていないということなのです。これが書き手として成長するための大きなヒントになります。
もしあなたが「より多くの人に読んでもらいたい」と思っているなら、あなたの書く作品を読んでいる人が誰かを考えることが重要になるのです。
ではあなたの作品を誰よりも先に読んでいる人はいったい誰なのでしょうか?それがあなたなのです。つまり一番最初にあなたの作品を読んだ人が、あなたの作品を誰よりも高く評価してくれている人ということになります。この「最初の一人」を見つめることこそが成長の第一歩なのです。
簡単に言えば最初の人があなた自身の場合、あなたを納得させる作品を書いていますよね、それが他人になった場合を考えれば良いのです。読み手が納得してくれる作品を書こうと努力してみるということです。自己満足では他人を楽しませることは出来ません。読み手の心をつかむには最初のあなた自身を納得させる、もちろん最初のあなたはあなたではなく、あなた以外の他人のあなたです。難しくなりましたが言いたかったことは「自分の作品の評価者は自分であり、自分が納得できる作品を書く必要があるが他人の自分です」ということです。